4人家族の防災備蓄リスト|3日・7日分の水・食料・トイレを一覧で確認

4人家族で防災備蓄を始めるとき、

「水は何L必要?」
「食料は何食分?」
「携帯トイレは何回分あればいい?」

と、一つずつ計算するのは大変です。

まず結論から確認すると、4人家族の基本的な目安は次のとおりです。

項目3日分7日分
水36L84L
食料36食分84食分
携帯トイレ60〜72回分140〜168回分
カセットボンベ記事では算出しない約24本

水は1人1日3L、食料は1人1日3食、携帯トイレは1人1日5〜6回を基準に計算しています。

カセットボンベの約24本は、公的資料の1人1週間当たり約6本という目安を4人分として当サイトで計算した値です。

3日分については、今回確認した公的資料では固定値を確認できなかったため、7日分を単純に3/7倍する計算は行いません。

現在の備蓄を差し引いて不足量を確認したい場合は、防災備蓄量計算機で家族人数・3日または7日・現在の備蓄量を入力して確認できます。

4人家族の防災備蓄量一覧

4人家族で、まず確認したい主要項目は水・食料・携帯トイレです。

3日分

水:36L

3L × 4人 × 3日 = 36L

食料:36食分

3食 × 4人 × 3日 = 36食分

携帯トイレ:60〜72回分

5〜6回 × 4人 × 3日 = 60〜72回分

カセットボンベ:記事では算出しない

今回確認した公的資料では、3日分の固定値を確認できなかったため、数量は出しません。

7日分

水:84L

3L × 4人 × 7日 = 84L

食料:84食分

3食 × 4人 × 7日 = 84食分

携帯トイレ:140〜168回分

5〜6回 × 4人 × 7日 = 140〜168回分

カセットボンベ:約24本

約6本 × 4人 = 約24本

約24本は、公的資料の1人1週間当たり約6本という目安を4人分として当サイトで計算した値です。

まず3日分、できれば1週間分を準備する

家庭の防災備蓄は、最低3日分、できれば1週間程度を基本に考えます。

内閣府や農林水産省は、食料や飲料水などについて3日から1週間程度の家庭備蓄を案内しています。

支援物資がすぐに届かなかったり、物流が止まって食品を入手しにくくなったりする場合があるためです。

この記事では4人家族の具体量に絞っています。

備蓄日数について詳しく確認したい場合は、関連記事「家庭の防災備蓄は何日分必要?3日・7日の水と食料の目安を解説」も確認してください。

水は4人家族で3日36L・7日84L

水は、1人1日おおよそ3Lが目安です。

4人家族なら1日に、

3L × 4人 = 12L

必要です。

そのため、3日分は36L、7日分は84Lとなります。

ただし、この3Lは飲料水と調理用水です。

洗濯や入浴などに使用する生活用水まで含めた「家庭で必要なすべての水」ではありません。

そのため、

「4人家族なら84Lあれば、すべての水が足りる」

という意味ではない点に注意してください。

食料は3日36食・7日84食

食料は、1人1日3食として考えます。

4人家族なら、3日分は、

3食 × 4人 × 3日 = 36食分

7日分は、

3食 × 4人 × 7日 = 84食分

です。

ここでいう84食分は、非常食を84個買うという意味ではありません。

主食・主菜・副菜などを組み合わせて、家族が必要な食事を確保します。

普段食べている食品を少し多めに買い、古いものから使って、使った分を補充するローリングストックも利用できます。

防災用の食品だけを一度に大量購入するのではなく、普段の食生活に備蓄を組み込む方法も検討しましょう。

携帯トイレは3日60〜72回・7日140〜168回

携帯トイレは、本記事と防災備蓄量計算機では1人1日5〜6回を基準にします。

4人家族なら、3日分は、

5〜6回 × 4人 × 3日 = 60〜72回分

7日分は、

5〜6回 × 4人 × 7日 = 140〜168回分

です。

政府広報は、家庭の携帯トイレについて「5〜6回×人数×7日分」という目安を案内しています。

携帯トイレの数え方や災害時のトイレ使用について詳しく知りたい場合は、関連記事「災害用トイレは何回分必要?家族人数別の備蓄量」を確認してください。

カセットボンベは7日分で約24本が目安

農林水産省などの公的資料では、カセットボンベについて1人1週間当たり約6本という目安が示されています。

4人家族なら、

約6本 × 4人 = 約24本

です。

これは、公的資料の1週間の目安を4人分として当サイトで計算した値です。

一方、今回確認した公的資料では、4人家族の3日分について固定値を確認できませんでした。

そのため、この記事では「約24本×3/7」のような独自の按分計算は行いません。

水・食料・トイレ以外に確認したいもの

水・食料・携帯トイレ以外にも、災害への備えとして確認しておきたいものがあります。

公的資料では、防災用品・生活必需品として、カセットコンロ・カセットボンベ、トイレットペーパー、懐中電灯、ラジオ、乾電池・モバイルバッテリー、救急用品、常備薬、衛生用品、ポリ袋、ラップ、眼鏡、生理用品などが挙げられています。

これらについては、4人家族だから一律に○個必要という数量をこの記事では設定しません。

生活スタイルや家族構成によって必要なものや量が異なるためです。

まずは自宅にあるものを確認し、足りないものを整理しましょう。

なお、政府広報ではトイレットペーパーについて、4人家族・7日分の例として30mタイプ8ロール程度を示しています。

これはすべての家庭に共通する絶対量ではなく、政府広報が示す具体例として参考にしてください。

子どもや高齢者がいる4人家族は追加で確認する

「4人家族」といっても、家族構成は同じではありません。

大人4人の場合もあれば、大人2人と子ども2人の場合、乳幼児や高齢者がいる場合もあります。

そのため、4人分を計算すれば、それだけですべての備えが完成するわけではありません。

乳幼児がいる家庭では、育児用ミルクやベビーフードなどが必要になる場合があります。

高齢者には、食べやすい食品などへの配慮が必要な場合があります。

慢性疾患や食物アレルギーがある家族についても、本人に合った食品などを別に備える必要があります。

一方で、今回確認した公的資料では、

「子どもは大人の半分」
「高齢者は1.5人分」

といった一律の換算方法は確認できませんでした。

家族それぞれの普段の生活や必要なものを確認し、基本の備蓄とは分けて追加しましょう。

「防災備蓄」と「非常持出品」は分けて考える

防災用品を準備するときは、自宅などで数日間生活するための備蓄と、避難するときに持ち出す非常持出品を分けて考えることが大切です。

内閣府の資料でも、食料・飲料水・携帯トイレなどの備蓄と、救急箱・懐中電灯・ラジオ・乾電池などの非常用持出品は分けて整理されています。

たとえば、4人家族7日分の飲料・調理用水84Lは、自宅などで備蓄する量の目安です。

84Lの水をそのまま避難用リュックに入れて持ち出すという意味ではありません。

自宅に置いておくものと、避難時にすぐ持ち出すものを分けて確認しましょう。

4人家族の備蓄チェックリスト

自宅の備蓄を確認するときは、まず次の基本量をチェックします。

3日分は、水36L、食料36食分、携帯トイレ60〜72回分です。カセットボンベはこの記事では3日分を算出しません。

7日分は、水84L、食料84食分、携帯トイレ140〜168回分、カセットボンベ約24本です。

そのうえで、カセットコンロ、トイレットペーパー、懐中電灯、ラジオ、乾電池・モバイルバッテリー、救急用品・常備薬、衛生用品、ポリ袋・ラップ、眼鏡、生理用品など、家庭ごとに必要なものを確認します。

乳幼児、高齢者、慢性疾患や食物アレルギーがある家族がいる場合は、それぞれに必要な食品や用品も追加してください。

全部を一度に買いそろえる必要はありません。

まずは自宅に今あるものを確認し、不足しているものから補っていきましょう。

防災備蓄量計算機を使えば、4人家族だけでなく、実際の家族人数と現在の在庫から、水・食料・携帯トイレなどの不足量を確認できます。

参考情報

内閣府「令和8年度『防災週間』及び『火山防災の日』について」
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/week/r8bousaiweek.html

農林水産省「災害時のために、備えていますか?」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/plan/4_plan/togo/html/part8.html

農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(7)」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter07.html

政府広報オンライン「防災特集 ACTION01 災害に事前に備える」
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/bousai/preparation.html

政府広報オンライン「何をどれだけ? 食べながら備える食品の家庭備蓄」
https://www.gov-online.go.jp/article/202607/radio-3664.html

国土交通省「絶対に必要な地震への備え。今すぐ始めるコツとは?」
https://www.magazine.mlit.go.jp/interview/vol46-a-2/

船橋市「広報ふなばし 令和8年4月15日号」
https://www.city.funabashi.lg.jp/shisei/kouhou/001/p146017.html

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