二人暮らしの防災備蓄|水・食料・トイレは何日分必要?

二人暮らしで防災備蓄を準備するとき、まず知りたいのは「2人分で結局どれくらい必要なのか」ではないでしょうか。

目安は次のとおりです。

項目3日分7日分
水18L42L
食料18食分42食分
携帯トイレ30〜36回分70〜84回分

水は1人1日約3L、食料は1人1日3食、携帯トイレは1人1日5〜6回を基準にしています。

二人暮らしでは、必要量を確認したあとに、今ある在庫を差し引いて不足分だけを確認すると準備しやすくなります。

政府広報にも「大人2人・1週間分」の備蓄例がある

政府広報では、大人2人・1週間分の家庭備蓄例として、水、主食・主菜などの食品、カセットコンロ・カセットボンベなどを紹介しています。

水は1人1日おおよそ3Lが目安なので、計算上、2人×7日では、

3L × 2人 × 7日 = 42L

です。

なお、政府広報の具体的な買い置き例では、市販の2Lペットボトルを箱単位で備える例として、

2L × 6本 × 4箱 = 48L

が掲載されています。

42Lは「1人1日約3L」という基準から計算した必要量の目安、48Lは市販品を箱単位で備える政府広報の具体例です。

48Lがすべての二人暮らし世帯に共通する必要量という意味ではありません。

二人暮らし向けの備蓄について、当サイトが独自に「2人用」の基準を作っているわけでもありません。

公的資料の1人当たりの目安や、大人2人・1週間分の備蓄例をもとに確認します。

また、家庭の備蓄は最低3日分、できれば1週間程度を基本に考えます。

備蓄日数そのものについて詳しく知りたい場合は、関連記事「家庭の防災備蓄は何日分必要?3日・7日の水と食料の目安を解説」を確認してください。

2人分の必要量から「今ある分」を引いて考える

二人暮らしで実際に準備するときは、必要量をすべて新しく買うのではなく、まず自宅の在庫を確認します。

たとえば、7日分の飲料・調理用水は42Lが目安です。

自宅にすでに24Lある場合は、

42L − 24L = 18L

なので、不足しているのは18Lです。

食料や携帯トイレも同じように、

必要量 − 現在庫 = 不足量

として確認できます。

この方法なら、「2人分をゼロから全部買う」のではなく、すでに備えているものを活かせます。

防災備蓄量計算機では、人数を2人に設定し、現在の備蓄量を入力すると不足量を確認できます。

水は3日18L・7日42L

水は1人1日おおよそ3Lが目安です。

2人では、

3日分:18L
7日分:42L

になります。

ただし、この3Lは飲料水と調理用水です。

洗濯や入浴などに使う生活用水まで含めた、災害時に必要なすべての水ではありません。

「42Lあれば水の備えがすべて完了」という意味ではない点に注意してください。

食料は3日18食・7日42食

食料は1人1日3食として考えます。

2人では、

3日分:18食分
7日分:42食分

です。

農林水産省の備蓄資料でも、大人1人について3日分9食、1週間分21食の例が示されています。

そのため、2人では3日18食、7日42食になります。

ここでいう「食分」は、非常食の商品個数ではありません。

主食や主菜などを組み合わせて必要な食事を確保します。

また、すべてを専用の非常食でそろえる必要はなく、普段食べている食品を少し多めに備え、使った分を補充するローリングストックも活用できます。

携帯トイレは3日30〜36回・7日70〜84回

携帯トイレは1人1日5〜6回を基準にします。

2人の場合、

3日分:30〜36回分
7日分:70〜84回分

です。

政府広報が案内しているのは「5〜6回×人数×7日分」という目安です。

そのため7日分の70〜84回は、この考え方に対応します。

3日分の30〜36回は、同じ1日5〜6回という基準を3日分として当サイトで計算した値です。

携帯トイレについて詳しく知りたい場合は、関連記事「災害用トイレは何回分必要?家族人数別の備蓄量」を確認してください。

二人暮らしでも「2人とも同じ備え」で終わるとは限らない

水・食料・携帯トイレは2人分として計算できますが、それだけで各家庭の備えが完成するわけではありません。

持病、慢性疾患、食物アレルギーなどがある場合は、それぞれに必要な食品、薬、医療・補助用品なども確認します。

共通して使う家庭備蓄と、それぞれ個別に必要なものを分けて考えましょう。

防災用品全体を確認したい場合は、関連記事「防災備蓄リスト|家庭で確認したいものをカテゴリ別に整理」を確認してください。

二人暮らしは「必要量」より「不足量」まで確認する

二人暮らしの基本量をもう一度まとめると、

3日分

水:18L
食料:18食分
携帯トイレ:30〜36回分

7日分

水:42L
食料:42食分
携帯トイレ:70〜84回分

です。

ただし、実際に準備するときに重要なのは、この数字をそのまま買い物リストにすることではありません。

まず自宅にある水、食品、携帯トイレを確認し、必要量との差を出します。

防災備蓄量計算機を使えば、2人分の必要量から現在庫を差し引いて、不足している量を確認できます。

参考情報

政府広報オンライン「災害に備えて食品の家庭備蓄を始めよう」
https://www.gov-online.go.jp/article/202103/entry-10236.html

政府広報オンライン「防災特集 ACTION01 災害に事前に備える」
https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/bousai/preparation.html

農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド(1)」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter01.html

農林水産省「備蓄食料品リスト」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/pdf/gaido_160511_1.pdf

農林水産省「簡単!ローリングストック」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/chapter02.html

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